【保存版】SDGsの目標達成のために個人ができる取り組み一覧!レベル別にご紹介

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「個人で環境問題に貢献できることはないかな?」
「すぐにできることがあったら教えて!」
「そもそも世界ではどんな社会問題があるのか教えて欲しい!」

最近よくテレビや、学校の授業、会社の取り組みでもSDGsという言葉を耳にしたことのある方も多いのではないかと思います。

今回はこのSDGSを詳しく解説し、個人としてできる具体的な取り組みも紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!


目次

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そもそもSDGsって何のこと?

SDGsのロゴ画像

SGDSは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称のことです。2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、2015年から2030年までの国際社会共通の目標のことを言います。

現在、世界では様々な問題を抱えています。例えば、紛争や貧困などにより苦しむ人や、環境汚染によって絶滅危惧種となってしまった動物もいます。

そういった問題を改善するために、この目標を社会全体で取り組もうとしているわけです!

様々な問題解決のために立てられた目標に共通していることは、縦の差別、横の差別がない社会を目指していることです。

これは何のことかというと、縦の差別では現代の子どもたちが大人になった時に、私たちと同じ生活ができる様にすること。また、横の差別では、同じ世代間での生活の格差を無くそうとする動きです。

こういった世界中の人々が幸せに暮らせる社会を目指すために、この目標ができたんですね。

SDGsの17のゴールとは?

ではここからは、SDGsで掲げている17の目標について詳しく紹介していきます。

世界ではどんなことが問題視されているのか、きちんと確認しておきましょう。

1.ゴール① 貧困をなくそう

SDGsのゴール1

現在世界中で貧困で苦しむ子ども数は3億8500万人と言われています。

この数は大人の貧困の数に比べ2倍の割合です。2013年、発展途上国の子どもたちの19.5%が1人1日平均1.9ドルで生活しています。

極度な貧困で、まともな食事も取れず、重度な急性栄養不良に陥り、最悪の場合死に陥るケースもあります。

そう言った貧困層をなくすことを1番目の目標として掲げています。

2.ゴール② 飢餓をゼロに

SDGsのゴール2

飢えに苦しむ人々は8億2100万人います。そして、1億5000万人の子どもたちが飢餓による発育阻害になっているのです。

特にアフリカ地域での飢餓の割合が多く、気候の変動により作物が安定的に取れないことが原因となっています。

食料入手を困難にし、食料価格高騰や収入損失を引き起こし、飢餓のスパイラルを引き起こしてしまっています。

この飢餓問題解決もSGDsの目標として掲げられています。

3.ゴール③ すべての人に健康と福祉を

SDGsのゴール3
次に掲げる目標として、医療や福祉についてです。

地域によっては十分な医療を受けることができず、また高齢者を受け入れられる福祉が揃っていない国も多くあります。

そう格差を無くす社会を目指しています。

4.ゴール④ 質の高い教育をみんなに

SDGsのゴール4

次に掲げる目標として教育を平等に受けられる様にすることです。

日本は小・中学校が義務教育なので、全ての日本国民に最低限の教育を受ける権利があります。

ですが国によっては、学校に通えない場所に住んでいる子どもや、そもそも学校がない地域に住んでいる子どもたちもいます。

そういった世代間での格差を無くそうという目標が、この4番目の目標です。

5.ゴール⑤ ジェンダー平等を実現しよう

SDGsのゴール5

次に目標としていることとして、男女平等を実現することです。女性にも男性と同じように、社会で活躍するチャンスを与えようとする動きです。

またトランスジェンダーの方も平等に、社会で平等に活躍できる社会を目指すことを目標にしています。

6.ゴール⑥ 安全な水とトイレを世界中に

SDGsのゴール6

6番目のゴールでは、安全な水と衛生的な環境を管理することを目標にしています。

世界人口の3分の1の人が、水道水を使えず、安全に管理されたトイレを使えない人は世界の6割の人、つまり45億人にものぼります。

水とトイレは健康に欠かせない要素です。

例えば、糞尿で汚れた水や、工場排水が入り込んだ有害な水しか飲めない状況で、この水を飲んだら、病気になってしまいます。

コレラや赤痢など恐ろしい感染症の原因にもなってしまうので、6番目の目標として、トイレと水の平等をあげています。

7.ゴール⑦ エネルギーをみんなに そしてクリーンに

SDGsのゴール7

全ての人が手頃な価格で、安定的な発電による、持続可能で近代的なエネルギーを使えるようにすることを目標にしています。

現在世界で電気を使えない人は11億人もいます。

電気がないことで料理をするにも薪を使ったり、途上国では外灯のあかりで勉強する子どももいます。

現在のエネルギーは、石油、石炭、天然ガス、化石エネルギーが中心です。ですがこの化石エネルギーは有限なので、再生可能エネルギーを使っていくことで、持続可能的に電気の供給を目指すことを目標にしています。

日本ではすでに取り入れられていますが、水力・風力・バイオマス・太陽光・地熱発電が再生可能エネルギーとされています。

8.ゴール⑧ 働きがいも経済成長も

SDGsのゴール8

8番目の目標として、持続可能な経済成長を目標にしています。

現在世界では、低賃金・過剰労働などの問題もあります。

十分に収入のある仕事に就くこと、そしてその収入によって安定した生活を送れることを目指しています。

9.ゴール⑨ 産業と技術革新の基盤をつくろう

SDGsのゴール9

9つ目の目標は世界が豊かに発展していくために、技術革新で新しい技術を生み出すことを目標にしています。

限りある資源を使って、大量生産・大量消費をしてきたこれまでの時代とやり方を変えていく仕組みを作っていかなければなりません。

産業の基盤となる鉄道・上下水道・電気網などのインフラを持続可能なものにしていくことが技術革新によって求められています。

10.ゴール⑩ 人や国の不平等をなくそう

SDGsのゴール10

10番目の目標は国と国の不平等さを減らすことを目標にしています。

世界には様々な不平等があります。

例えば、先進国、開発途上国、後発開発途上国での生活の違い、同じ国や地域の中でも、貧富の差、男女の格差、障害を抱えた人、宗教など、様々な違いあります。

これらの不平等を減らすことで、貧困や紛争をなくすことにも役立ちます。

11.ゴール⑪ 住み続けられるまちづくりを

SDGsのゴール11

11番目の目標は、安全で災害に強いまちや住居を作ることです。

たとえ災害があっても、早く回復できる持続可能なまちづくりを目指しています。

現在世界人口の半数以上の人が都市に住んでいます。

2050年までには世界人口の68%の人が都市に住むことが予想されています。

持続可能なまちづくりにするために、自然災害に強いまちづくりにすることはもちろん、クリーンなゴミ処理や交通環境の整備なども求められています。

12.ゴール⑫ つくる責任つかう責任

SDGsのゴール12

これまで地球の資源は限られているのに、大量生産と大量消費を繰り返してきました。

例えば、食品ロスの問題もその一つです。

買いすぎや作りすぎにより発生する食品ロス。これは消費者である私たちが、必要な時に、必要な分だけ購入すること。また生産者も必要分だけ生で販売し、過剰な分は長く食べられるように加工して販売をする。

作り手・使い手としての責任をきちんともち、資源を無駄にしないことを目標としています。

13.ゴール⑬ 気候変動に具体的な対策を

SDGsのゴール13

世界では様々な自然災害は増えています。

原因の一つには、地球温暖化により、干ばつや洪水が増えるなど、世界のあちこちで大きな災害が起きています。

地球温暖化は、私たちが出す二酸化炭素が原因です。二酸化炭素が地球の上空を覆い、温室効果ガスとなってしまい、地球を温めてしまうことが原因となっています。

二酸化炭素を減らし、地球温暖化による環境破壊を最小限にすることを目標にしています。

14.ゴール⑭ 海の豊かさを守ろう

SDGsのゴール14

持続可能な開発のために、海や海の資源を守ることを目標にしています。

魚の獲りすぎで、多くの海の生き物が絶滅危機にあります。世界的な健康ブームで魚の摂取量も増えていますが、一方で違法な漁業も増えています。

その結果、魚を獲れる量も減ってしまっています。これ以上深刻化させないためにも海を綺麗を汚さないこと、MSC認証マーク(※海の自然や資源を守りながら獲れた魚の目印)のある魚を購入することを勧めています。

15.ゴール⑮ 陸の豊かさも守ろう

SDGsのゴール15

陸の生態系を守ること、森林を管理して砂漠化を防ぐことを目標にしています。

1年で失われる森のは521万ヘクタール、1分間に東京ドーム2個分の森林が失われています。

このままでは、砂漠化や酸性雨など、森に住む動物達のような生態系も生きられなくなってしまいます。

これを食い止めることを目標の一つとして掲げています。

16.ゴール⑯ 平和と公正をすべての人に

SDGsのゴール16

地域・国・世界と言ったあらゆるレベルで公正な司法制度を利用できる社会構築を目標にしています。

紛争のある国や地域で暮らす子ども達の数は約2億5000万人です。暴力、迫害で命を奪われて、家・財産を奪われる人も少なくないです。

あらゆる紛争をなくして、平和を実現することを目標にしています。

17.ゴール⑰ パートナーシップで目標を達成しよう

SDGsのゴール17

世界中の人が協力してSDGsを実現することを目標にしています。

16個の目標を実現させていくには、国と国の協力が必要になこともたくさんあります。

それだけでなく、個人の取り組みも非常に大切です。

ですので、SDGsの17番目では、全員で協力して持続可能な社会を実現していくことを目標にしています。

SDGsー私たち個人にできること

ここからは、私たち個人にできることを、具体的に紹介していきます。

寄付、エコバッグの持参、エアコンの温度設定など個人でできそうなアイディアがたくさんあります。

できそうなことは、ぜひ今日から取り組んでみてくださいね!

レベル1:ソファに寝たままできること

  • 電気の節約をしよう。使わない照明は消しましょう!
  • 印刷はできるだけしない。請求書や明細は電子のものに切り替えよう!
  • いいね!だけでなく女性の権利や気候変動についての投稿を見つけたらシェアしよう!
  • ハッシュタグ#globalgoalsを使って、SDGsを達成するために行っていることを発信しよう!

レベル2:家にいてもできること

  • ドライヤーや乾燥機は使わずに自然乾燥させよう!
  • お風呂は短時間のシャワーに切り替えよう!
  • 魚や肉を控えめに食べよう!
  • 鮮魚品や残り物を食べきれない時は早めに冷凍しよう!
  • 分別をしっかり行おう!
  • エアコン温度を冬は低め、夏は高めに設定しよう!
  • ソーラーパネルを設置して自家発電できるようにしよう!

レベル3:家の外でできること

  • 買い物はできるだけ地元ので!地域の企業を支援すれば雇用も守られるし、物品の運賃も必要なくなる。
  • 訳あり品を積極的に買おう!
  • サステナブル・シーフードを買ったり、外食先でも食べるようにしよう!
  • マイボトル、マイ箸、エコバックを持ち歩き、不要な容器を使わないようにしましょう。
  • ビンテージものを買おう!新品はいつも良いとは限らない!
  • 使わないものは寄付しよう!リユースしましょう!

レベル4:職場でできること

  • 職場のみんなが医療サービスを受けられているか確認しよう!
  • 女性は男性と同じ仕事をしても、賃金が10%から30%低い場合、同一労働同一賃金を支持する声を上げよう。
  • 社内の冷暖房は省エネ型に!
  • 職場で差別があったら、どんなものであれ声をあげよう!
  • 通勤はできるだけ車は使わない!
  • 職場でリサイクルはできているか確認しよう!大量な印刷物の見直しをしよう!

以上が個人でできる取り組み事項です!

すぐに取り組めるものから、誰かに協力してもらいながらできるもの、難易度はそれぞれ異なります。

まずはすぐにできることからスタートしてみましょう!

個人の取り組みは大切です!

SDGsの17個目の目標でもあるように、目標達成のための取り組みは国と国同士の協力だけでなく、個々人の協力も非常に大切です。

社会を作っているのは私たち、人間一人ひとりですし、環境を壊しているのも、私たち人間です。

地球にとって優しい未来にしていくには、個人レベルでの意識を変えて、着実にできることを実行していく必要があります。

現在世界には約80億人の人がいます。80億人全員が自分意識や行動を変えていくことによって、SDG sが掲げた目標をリアルに達成し、世界を変えていくことができるのです。

まとめ

では今回はSDGsについて詳しく紹介してきました。

現在世界では様々な問題があります。貧困・飢餓・教育などなど、今回SDGsの17の目標を通して、世界にはどんな問題があるのか知ることができたと思います。

私たち個人でできることも、難易度別に紹介してきました。この記事を読み終わってから、すぐにできるものもたくさんあります。

まずは小さなことからでもいいので、できることからスタートさせ、世界を良い方向へ自分たちの手で変えていきましょう!

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新宮秀也

愛知県出身、京都府在住の36歳。5児の父。 27歳でネットビジネスの世界に飛び込み、30歳で1サイト月3,000万円の収益を達成。翌年にサイトを1.4億円で売却し、リードクリエーション株式会社を設立。現在は大手企業との事業提携により、複数のメディア運営を行う。 休日は子供たちの習い事やスポーツのコーチとして楽しい時間を過ごす。 趣味は漫画、映画、スポーツ。 ▶︎ より詳しいプロフィールはこちら(プライベート写真も公開)
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この記事を書いた人

愛知県出身、京都府在住の36歳。5児の父。
27歳でネットビジネスの世界に飛び込み、30歳で1サイト月3,000万円の収益を達成。翌年にサイトを1.4億円で売却し、リードクリエーション株式会社を設立。現在は大手企業との事業提携により、複数のメディア運営を行う。
休日は子供たちの習い事やスポーツのコーチとして楽しい時間を過ごす。
趣味は漫画、映画、スポーツ。
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